インターネットビジネスはどこまで自動化すべき?

インターネットビジネスというと、「自動化」とか「不労所得」という言葉がよく使われます。

実際に、リスト(Eメールアドレス)を取得するところから、セールスして商品を販売するところまで、全ての工程を自動化することは可能です。広告を打ったり、既存のブログ記事から集客すれば、集客を自動化できます。リストを獲得して、ステップメールを流す部分もツールを使えば簡単に自動化して、自動で収益を発生することができます。

非常に魅力的ですが、僕的にはビジネス全体を自動化しようとは考えない方が良いのかなと思います。全て自動化して、働かなくなるということは、お客さんとの接点がなくなるということを意味します。それはつまり、商品やサービスに対する反応・評価がわかないということです。商品・サービスを作って販売したとしても、市場に投下して終わりになるので、改善ができなくなります。それは大きなデメリットです。

人によって自動化すべき部分とすべきでない部分の価値観は異なってくると思いますが、今回は基本的に1人で活動をしている僕がインターネットビジネスで自動化すべきことそうでないことについてお伝えしていきたいと思います。

インターネットビジネスで自動化すべきこと

基本的に、自分でやるメリットが全くない部分で、かつロボットがやれる事は全て自動化すべきです。僕の場合であれば、

  • 支払いの受け取り
  • オンラインコース購入後のコース登録作業

とかです。こういったことは、別に手動でやったからといって得することはないので、積極的に自動化すべきです。収益の受け取りは、自分のはもちろん、アフィリエイターを雇っている場合でもツールを使えば可能です。近年は、ツールの進化が物凄いスピードで発達しているので、面倒なことはほとんど自動化できるようになっているので、ご自身でネットで調べてみてください。何かしらのツールがヒットするはずです。

インターネットビジネスで自動化すべきでないこと

一方、自動化すべきでないことは、人(特にお客さん)との会話です。僕は、クライアントの方とちょくちょく連絡を取っています。それにはいろんな意味がありますが、1番大きな理由はクライアントの方が抱えている悩みや需要を理解できるという事です。ビジネスは、お客さんの悩みを解決してお金をいただくので、その悩みを理解できるというのは非常に大きなメリットだと思います。

僕は基本的にステップメールなどのツールを使って商品のセールスをしていますが、ちょくちょく直接というかライブでメールを送ったりもしています。「無料でコンテンツをお渡しする代わりにレビューをお願いします。」みたいなことをしているんですね。あとは、マンツーマンのサービスを本格的にリリースする前に、格安で提供することもあります。そうすることで、お客さんがどんなところでつまづいているのかわかりますし、今度の商品のアイデアが湧いてきます。

それから、自分の思い込みを正すきっかけにもなります。ある程度、その道に詳しくなってくると、自分が初心者だった時のことを忘れがちになります。そのせいで説明が不十分になってしまうことがあるので、お客さんとコミュニケーションを取ることでそれを修正することができるのも大きいです。

インターネットビジネスで自動化すべきかどうか微妙な事

自動化すべきかどうか微妙なこともいくつかあります。収益を考えたり、時間的な余裕を考えて変更するべき部分なので、「微妙」としました。収益があまりない場合は手動で回して、ある程度稼げるようになったら自動にするというのもありです。

セールスメール

セールスメールは、ステップメールにして自動で送信してしまうというやり方とライブ感を出すために手動で送信するタイプがあります。手動と言っても2,3日前に配信時間を設定して、自動で送信してしまうこともあります。

この部分は本当に人によります。というのも、手動でライブ感を出した方が売り上げが上がるからです。365日間のステップメールを作成した場合と、手動で送った時に、どちらが売り上げが高いかみたいな話を聞いたことがありますが、手動で送った方が売り上げが良かったらしいです。僕は基本的にステップメールを使ってメールを配信していますが、たまにライブでメールを送ることもあります。やっぱり、ライブで送った方が反応が良いです。

なので、多少売り上げは落ちるけど、自動化して自由な時間を増やしたいのであれば、ステップメールを作れば良いですし、売り上げアップに特化したいならライブで送るべきだと思いますので、ここにリストアップしました。

関係構築作業

あとは、関係構築作業です。もちろん、関係構築もステップメールやエバーグリーンウェビナー(自動化したウェブセミナー)などの自動化によって行うことはできます。でも、やっぱりお客さんとやり取りするようなライブでのウェビナーやセミナーには勝てません。最近では、FacebookライブとかYouTubeライブ、Zoomなどが流行っていますが、余裕がある方は積極的に利用してみましょう。

まとめ

今回は、僕なりのインターネットビジネスにおける自動化の考えをご紹介してきました。人それぞれ価値観は異なってくるので、どの部分を自動化するのか、それとも手動でやっていくのかは異なってくると思います。なので、まずは優先順位を考えて、自動化する部分とそうでない部分を振り分けてみると良いのではないかと思います。

でも、確実に自動化すべき部分は、それをやっても利益がゼロな部分です。それは、直接収益に反映されないものもそうですが、お客さんとの関係や商品・サービスの改善につながらない部分もです。そういった価値がない部分は、どんどんツールを使いながら自動化してしまいましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です