クリック率アップに効果的なメタディスクリプションの書き方

こんにちは、根本耕輔です。

今まで、適当に設定していたけど、どんなページに、どんな内容を、どのように設定すれば良いのかわからない。そんな方のために、この記事を用意しました。メタディスクリプションを設定する際のポイントやツール、設定方法などをご紹介していきます。今まで、適当に設定していた方はもちろん、これからブログを始める方もぜひ参考にしてみてください。

メタディスクリプションとは?

メタディスクリプション

検索結果には、基本的にはタイトルと記事のURL、メタディスクリプションの3つが表示されます。上の画像の水色で囲っている部分がメタディスクリプションになります。今回は、「SEO」と検索したので、「SEO」と「Search Engine Optimization」の2つのキーワードが太文字で表示されています。

メタディスクリプションの重要性

メタディスクリプションは、Google検索ランクに直接関係する訳ではないと言われています。しかし、Google検索に表示される文章なので、クリック率に影響してきます。検索ユーザーにクリックしてもらいやすくするために書きます。もちろん、検索ユーザーは、一番最初にタイトルを確認しますが、メタディスクリプションも確認することがあります。だから、メタディスクリプションに書いてある内容は、クリック率(CTR)に影響してくるわけですね。このクリック率は、検索してくれた人がどれくらいの割合でクリックしてくれるのかという割合のことですが、SEOにも影響してきます。

タイトルでユーザーの注目を集めることはもちろん、メタディスクリプションでも同じようにクリックしてもらいやすい内容を書くとクリック率が上がります。

ただし、必ずメタディスクリプションを記載しなくてはいけないという訳ではありません。設定していない場合は、Googleのロボットが記事の内容から判断して、適切な文章を設定してくれます。

効果的なメタディスクリプションを書くポイント

検索ユーザーの注目してくれるようなメタディスクリプションを書こうと思ったら、最初は何を書けば良いのか迷ってしまうと思います。なので、そんな方のために、以下にメタディスクリプションを書くときのポイントをリストアップしておきます。

ポイント#01. 文字数を限定する

Yoast SEOであれば、自動的に文字数を判断して、検索結果に収まるように色で示してくれます。緑ならOKですが、オレンジになると、オーバーします。ただ、Yoast SEOで緑の判定になっていたとしても、検索結果では収まらないことがあります。なので、緑のゲージが満タンになるくらいの長さにせずに、余裕を持って設定しておきましょう。

具体的な文字数に関してですが、僕が実際に検索して、メタディスクリプションの文字数を数えてみた結果、PCでは130文字ほど表示されています。ただ、記事を書いた日が含まれているケースもあり、その場合は120文字前後になっています。なので、このくらいの量で収まると良いと思います。

すべてのコンテンツと同様に、メタディスクリプションを作成する際の主な焦点は、エンドユーザーになります。あなたのサイトを他のサイトより上に選ぶために、彼らはどんな情報を見る必要がありますか?ユーザーにとって最も重要で説得力のある情報であなたの説明を始めて、そこから行ってください。

ポイント#02. キーワードを使う

2つ目のポイントは、キーワードを使うということです。通常、タイトルには、検索ランクで上位表示させたいキーワードを入れますよね。でも、「タイトルでキーワードを入れたからメタディスクリプションには入れなくても良いか。」とは思わないでください。メタディスクリプションにも、タイトルに含めている上位表示させたいキーワードを入れてください。メタディスクリプションに記載してあるキーワードは、太字で表示されるので、より目立ちます。ただし、キーワードを乱用は良くないので、2,3回程度に抑えると良いです。

ポイント#03. ベネフィットを記載する

その記事を読むことでどんなベネフィットがあるでしょうか?ベネフィットは、簡単にいうと未来像です。検索ユーザーがあなたの記事を読むことで、どんな未来になりますか?または、どんなことができるようになりますか?それを書いていきましょう。例えば、WordPressのインストール方法を紹介した記事であれば、「30分以内にWordPressをインストールできます。」みたいに記載したり。

ポイント#04. CTAを含める

あとは、CTAを含めましょう。CTAは、行動を促す文言です。メタディスクリプションでは、記事をクリックしてもらいたいわけなので、記事を読んでもらうように促してください。例えば、「この記事をチェックして、効果的なメタディスクリプションを設定してください。」みたいな感じです。

ポイント#05. ユニークにする

また、ユニークにするというのも重要です。記事毎に別々のメタディスクリプションを設定しましょう。メタディスクリプションを設定する方法によっては、全部の記事で同じ文章が設定されてしまいます。ちゃんと、全部の記事で別々のディスクリプションが設定できることを確認しておきましょう。それから、Google検索で上位に表示された時に、他の記事のものと被ってしまうのもあまりよくありません。なので、ライバル記事もチェックし、あなた独自の文章を載せておきましょう。

ポイント#06. コンテンツとマッチさせる

これは当たり前といえば当たり前ですが、メタディスクリプションは、必ずコンテンツとマッチさせるようにしましょう。記事に書いていないことをメタディスクリプションに記載したり、誇張したことを記載するのはNGです。Googleにペナルティーを課せられる可能性もあります。

メタディスクリプションを設定すべきページ

もし、すでにたくさんのブログ記事を書いていて、全部を設定するのは時間がかかってしまうという場合は、次のページを優先的に設定していくことをお勧めします。

#01. ホームページ(トップページ)

まずは、ホームページ(トップページ)です。つまり、あなたのサイトの顔となるページのことですね。ここでは、あなたのサイトでどんなことをカバーしているのか、どんなことが学べるのかを書いていきましょう。

#02. トラフィックの多い記事

次は、トラフィックの多い記事です。Post Views Counterなどのプラグインをインストールしていれば、ダッシュボードから各記事のPV数をチェックすることができるので、それでよく視聴されている記事のメタディスクリプションを設定していきましょう。プラグインをインストールしていない方は、Googleサーチコンソールでチェックしてみてください。もしくは、GoogleアナリティクスでもOKです。どのツールを使用してもOKなので、とにかく人気な記事をチェックしてみましょう。

#03. 商品ページ

それから、ECサイトを運営している方であれば、商品ページも設定しておきましょう。特に、

  • 商品の説明
  • なぜあなたから商品を購入する必要があるか
  • ベネフィット

といった内容を記載しておくと良いです。

メタディスクリプションを追加する方法

メタディスクリプションを追加する方法は、いろいろあります。WordPressテーマに、デフォルトで記入できる機能が備わっている場合もあります。CSSコードを追記するパターンもあります。テーマに入っている場合は、それを利用すればOKですが、そうでない場合はYoast SEOのようなプラグインを利用することをお勧めします。僕は、実際にYoast SEOを使用しています。無料で使えますし、基本的なSEOの設定が簡単にできます。しかも、SEO関係のプラグインでは、世界で最も利用者が多く、信頼性も高いです。ということで、以下でYoast SEOでメタディスクリプションの設定方法をご紹介していきます。

Yoast SEOの「Edit snippet」をクリックする

Yoast SEOをインストールすると、記事の編集画面の下の方に「Yoast SEO」という項目が表示されます。そこに「Edit snippet」というボタンがあるので、これをクリックします。

Yoast SEOの「Meta description」の使い方

すると「SEO title」と「Slug」、「Meta description」という項目が表示されるので、ここにメタディスクリプションの内容を記入します。ここで記入した内容は、「スニペットプレビュー」に反映されますので、Googleで検索で表示された時にどのように表示されるのかチェックできます。

設定したメタディスクリプションが検索結果に表示されない場合

ここまで、メタディスクリプションの設定方法についてご紹介してきました。しかし、実際に記事を検索してみると、設定した文章と異なる文章が表示されていることがあります。それはなぜかというと、以下の原因が考えられます。

原因#01. Googleのキャッシュ

まず1つ目は、メタディスクリプションを変更した時に多いですが、Googleのキャッシュがその変更に追いついていないために、古い文章が表示されてしまっているというものです。その時は、GooglサーチコンソールでFetch as Googleをしてみてください。

Fetch as googleで登録

Googleサーチコンソールでメタディスクリプションの設定をした記事のURL入力し、「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。そうすれば、ある程度時間が経つと、変更後の文章が表示されるようになります。

原因#02. コード

メタディスクリプションをプラグインやWordPressテーマではなく、コードで設定している場合は、そのコードが間違っているために適切な文章が表示されていない可能性があります。コードを使っている方は、一度チェックしてみてください。

原因#03. Google

3つ目は、Googleが自動的に別の文章を設定しているというパターンです。もしかしたら、あなたが設定した文章がコンテンツとマッチしていないなどの理由で、Googleが適切でないと判断すると、自動生成された文章が代わりに表示されるようになります。なので、Fetch as Googleをしたり、コードを変更してもダメな場合は、メタディスクリプションの設定を変更してみましょう。

まとめ

メタディスクリプションは、SEOに直接的には関係しないと言われています。(現時点では。)しかし、クリック率に影響してきますので、メタディスクリプションのが原因でアクセス数が増えたり、逆に減ったりします。なので、各記事には、クリックしたくなるような文章を設定してきましょう。

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