ウェブライティングをやる前に理解しておきたいSEOについて

こんにちは、根本耕輔です。 今回は、「ウェブライティングをやる前に理解しておきたいSEOについて」ということでSEOの基本的な内容をまとめました。

これから、ビジネスを始める方やアフィリエイトを始めようと思っている方やブログを始める方は、基本的なSEOについて理解しておきましょう。

SEOとは

SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化という意味になります。ウェブマーケティング業界では、知らない人はいないというくらい重要なものです。GoogleやYahooなどの検索エンジンでウェブサイト・ブログの記事を上位表示するための手法のことを言います。

なぜSEOを意識する必要があるのか?

では、なぜブログやウェブサイトで記事を書いている人(ウェブライティングを学ぶ人)は、このSEOを意識する必要があるのでしょうか?それは、簡単です。検索エンジンで上位表示されるかどうか決まってくるからです。でも、もっと細かい理由があるので、それを確認していきましょう。

理由#01. 検索順位によってクリック率が異なる

1位 :21.12%

2位 :10.65%

3位 : 7.57%

4位 : 4.66%

5位 : 3.42%

6位 : 2.56%

7位 : 2.69%

8位 : 1.74%

9位 : 1.74%

10位: 1.64%

引用元:Internet Marketing Ninjas

2017年のInternet Marketing Ninjasの調査によると、検索順位別のクリック率は上記のようになっています。当たり前といえば当たり前ですが、圧倒的に検索順位1位がクリックされていることがわかります。約21%なので、約5人の検索者の内1人が検索順位1位の記事をチェックしているということですね。

そして、10位になると1%ちょっとなので、100人いたら1人か2人にしかクリックしてもらえないんです。キーワードによって、ページの表示される広告の数は異なりますが、大抵の場合、検索順位1位から10位は1ページ目に表示されます。それなのに、10位になるとこんなにもクリックされません。ましてや、2ページ目にあなたが書いた記事が表示されるとなると、もっとクリック率が落ちます。

このように、SEOを意識して、検索結果の上位に表示させないとブログやウェブサイトで記事を作成しても集客ができないことになるので、ちゃんとSEOを理解しておく必要があるわけですね。

理由#02. ドメインパワーが強まる

2つ目の理由は、ドメインパワーが強くなるというものです。SEOを意識した記事というのは、基本的にはGoogleのガイドラインに反することなく、オリジナルで、質の良いコンテンツを言います。なので、Googleは「この記事は、質が良くて、ユーザーの検索意図に適しているな。」と判断して、検索結果の上位に表示されるようになるわけです。

そうなると、Googleは質の高い記事を書いているブログ・サイトを信頼してくれるようになります。すると、他の記事も影響を受けて上位に表示される可能性も出てきますし、記事を投稿したら比較的早く検索エンジンに引っかかるようになってきます。その信頼度が、ドメインパワーになります。もちろん、ドメインパワーに影響する要因としては、いくつもありますが、もっとも大きいのはこの質の高い記事です。

ちなみに、ドメインパワーを調べるサイトはMOZとかがありますので、調べてみると良いかもしれません。

理由#03. ブランド価値が高まる

3つ目の理由は、ブランド価値が高まるということです。やっぱり、SEOを意識して記事を書いて上位表示されるようになると、露出が増えます。すると、あなたのウェブサイトが徐々に認知されるようになってきます。

特に、あなたのサイトが雑記記事を書いているのではなく、特定のテーマを扱っているのであれば、より認知度が高まります。例えば、グルメやダイエット、簿記みたいな感じでいろんなテーマを扱っているよりも、ダイエットに特化していたり、簿記に特化しているサイトの方が何を扱っているサイトなのか一瞬で判断できますし、他にも関連する記事があると思ってもらえるので、認知してもらいやすくなります。

Googleのアルゴリズムとは?

次に、Googleのアルゴリズムについてご紹介していきます。Googleは、常に進化しています。パンダアップデートとペンギンアップデートというアルゴリズムのアップデートを行なっています。なぜパンダとペンギンが使われているのか、その由来はというと、白と黒の動物だからです。白黒はっきりさせるという意味で、パンダとペンギンが使われているそうです。

パンダアップデートとは?

パンダアップデートは、2011年に英語圏で導入されたアルゴリズムで、翌年2012年に日本でも導入されるようになりました。パンダアップデートでは、コンテンツの質が重視されています。つまり、コンテンツの質を見抜き、低品質な記事を上位表示させないようにしています。

例えば、特定のキーワードで上位表示させるために、記事の中にたくさんのキーワードを詰め込み、その結果内容が薄くなってしまった記事とか、他のサイトの記事をコピーしたような記事などが上位表示されないようになっています。

では、どういった記事がパンダアップデートに引っかからず、上位表示されるのかということが気になると思います。基本的には、オリジナル性と検索者にとっての有益性を意識すればOKです。他のサイトの記事をコピーせずに、自分の経験や意見を書いたオリジナルの性の高い記事だったり、検索者が調べたキーワードに対して悩みを解決してあげられている記事だったら引っかかることはありません。

ペンギンアップデートとは?

ペンギンアップデートは、2012年に初めて導入され、今日までに何度もアップデートされてきました。ペンギンアップデートは、スパムやGoogleのガイドラインに違反するコンテンツを見つけ、検索順位を下げるとされています。

なぜGoogleはアルゴリズムを変更するのか

このように、Googleはパンダアップデートやペンギンアップデートを行なっていますが、なぜでしょうか?それは、簡単です。お金を儲けるためです。Googleは、主に広告費で稼いでいます。一般企業は、Google AdwordsというサービスでGoogleにお金を出して広告を貼ってもらっています。

それを今度は、Google Adsenseというサービスに登録している人がブログやサイトに広告を貼って、表示数やクリック数に応じて広告料が支払われています。このサービスでは、コンテンツの内容か検索者の検索履歴を参考にして、興味がありそうな広告が表示されるようになっています。

検索者は、記事を読んで、途中に表示されている広告を発見して、興味があればクリックするわけです。でも、コンテンツの質が低いかったり、検索者の悩みを解決していない内容だとどうでしょう?検索者はその記事から離脱してしまうので、広告の意味がありません。

そういった記事が上位表示されてしまうと、Googleはお金を稼げないので、高品質な記事だけを評価しているんですね。

Googleによるペナルティー

ということで、Googleは質の高い記事・ウェブサイトを検索結果に表示させ、検索者を満足させることを目標にしています。そのため、低品質な記事やガイドラインに違反している記事にペナルティーを課しています。

Googleによるペナルティーの種類

Googleのペナルティーのは、2種類あります。

ペナルティー#01. 自動ペナルティー

自動ペナルティーとは、言葉の通り、自動でペナルティーがつけられることを言います。Googleのアルゴリズムが自動的に、記事のランクを下げられてしまったり、圏外に飛ばされることもあります。

自動ペナルティーの厄介なところは、ペナルティーを受けているかわからないということです。なので、 ガイドラインを確認し、違反している事項がないか確認して、記事やサイトを修正していく必要があります。

ペナルティー#02. 手動ペナルティー

手動ペナルティーというのは、Googleの中の人が手動で課すペナルティーです。実際にサイトを確認して、質が低かったり、ガイドラインに違反している場合は、サイトが圏外に飛ばされることがあります。よく、トレンドアフィリエイトで聞きますよね。

自動ペナルティーの場合は、どんな理由でペナルティーを食らっているのかわかりません。でも、手動ペナルティーの場合は、Google Search Consoleなどで確認することができます。なので、どの理由でペナルティーが課されているかを確認して、記事やリンクを改善するようにしましょう。

ペナルティーになる可能性のある記事の種類

それで、どんな記事がペナルティーになるのかということですが、それはブラックハットSEOの手法を使った記事や純粋に価値のない記事です。

詳しくは「ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの違い」を確認してみてください。

Googleに評価される(SEOに良い)記事を書くポイント

Googleは、常に進化しています。パンダアップデート、ペンギンアップデートの今後も改善されるでしょう。そういったアップデートにも引っかからない記事を書くためには、次のポイントを押さえておきましょう。

ポイント#01. オリジナル性の高い記事を書く

まずは、何と言ってもオリジナル性の高い記事を書くということです。ネットで調べて、ヒットしたサイトの記事を参考にして書くとその記事の影響を受けてしまいます。全く調べるなということではありません。調べても良いですが、調べた内容をそのままコピペしたり、ほぼ同じ内容で記事を書いてしまうということをやめましょう。

ポイント#02. 検索者の問題を解決する

2つ目は、検索者の問題を解決するということです。言い換えると、独りよがりな記事を書かないということです。やっぱり、検索者は何かの悩み・知りたいことがあってGoogleなどの検索エンジンで検索してきています。だから、ちゃんとその抱えている悩みや問題を解決してあげる必要があります。

ポイント#03. わかりやすい記事を書く

3つ目は、わかりやすい記事を書くということです。これは、複数の意味があります。単純に難しい言葉をあまり使わないということもそうですし、長々と前書きを書いたり、無駄な文字稼ぎのための文章を書くのではなく、コンパクトに重要な点を伝えます。

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