ECサイトの売上アップに繋がる31個の施策と事例

「ECサイトを立ち上げたのに思うように売上が伸びない…」

「売上アップのための施策を調べても、何から手を付けて良いかわからない」

そんな悩みを抱えるEC担当者や制作者の方は非常に多くいます。

実は、ECサイトの売上アップには特別な才能は不要で、正しい施策を、正しい順番で実行することが最も重要です。そして、多くのケースで売れない原因は技術ではなく、基本的な導線や改善ポイントが不足しているだけです。

この記事では、初心者でも実践できるECサイトの売上アップに繋がるの施策と事例を体系的にまとめました。ページ改善・集客導線・リピート強化・広告・SNSなど、さまざまな視点から「売れるECサイト」に必要な項目を整理しています。

これからECサイトを開設する方はもちろん、開設したものの売上が伸び悩んでいる方、またクライアントのECサイト改善を行う制作者の方も、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

基礎編:そもそも売れる土台づくり

ネットショップの売上アップは、「デザインを整えること」ではなく、「売れる土台をどこまで作り込めるか」でほぼ決まります。どのプラットフォームを選ぶか、ECサイトの表示速度、スマホでの見やすさ、商品ページの作り込み。

こうした地味だけど、重要な部分を最初に整えておくと、その後の集客施策や広告運用がムダになりません。まずは、売れるECサイトに共通する基礎から見直していきましょう。

#01. 無料ツールから脱却する

例えば、BASEやSTORESなどの無料カートは、「初期費用0円」でECサイトを始めたい人には便利ですが、本格的に売上アップを狙うフェーズになると必ず限界がきます。

デザインやレイアウトの自由度が低く、商品ページのコンバージョン率(CVR)改善、アップセルやクロスセルの導入、ページ速度改善など、売上に直結する施策がほとんど打てません。

立ち上げ期のテスト用としてはアリですが、「本気でECサイトの売上アップをしたい」タイミングでは、早めに脱却した方が、結果的に大きなプラスになります。

自社ECの売上アップを長期目線で狙うなら、WordPress × WooCommerceをベースにした構築がおすすめです。LP制作、セールスファネル構築、アップセル機能、レビュー管理、SEO対策、サイト高速化、広告運用の計測まで、売上アップに必要な施策を一通り盛り込めます。

さらに、プラットフォームの所有権が自社にあるため、外部サービスの仕様変更に振り回されません。機能追加でさまざまな売り方に対応でき、「拡張性 × 売るための自由度 × 長期的な成長余地」が揃った、王道の選択肢と言えます。

#02. サイト高速化

ECサイトの表示速度は、売上アップに直結する非常に重要な要素です。読み込みが2秒遅くなるだけで離脱率が大きく上がり、特に広告からの流入はシビアです。

WordPressでECサイトを構築する場合は、Xserverなど高速表示に強いサーバーを選ぶのが鉄板です。サーバーは一見「見えないコスト」ですが、売上やコンバージョン率に与えるインパクトは想像以上に大きいです。

加えて、画像圧縮、LazyLoad(遅延読み込み)、キャッシュ最適化、WebP変換などの高速化施策は、CVRとSEOの両面で大きな効果があります。ECサイトは商品画像が多くなりがちなため、表示速度が1秒改善するだけで売上アップの事例はいくつもあります。

GoogleもCore Web Vitalsの観点から速度を重視しており、検索順位にもプラスに働きます。一度しっかり高速化に取り組めば、中長期で効果が続くため、費用対効果の非常に高い施策です。

#03. モバイル最適化(最も重要)

今のECサイトは、アクセスの70〜85%がスマホ経由というケースも珍しくありません。PCでいくらキレイに作っても、スマホでのUI/UXが悪ければ、売上アップは望めません。特に意識したいのは「ボタンの大きさ」「説明文の長さ」「縦スクロール量」「購入ボタンの表示位置」です。

スマホの画面で、ストレスなくカートに追加から購入完了までたどり着ける導線を作るだけで、コンバージョン率が10〜30%改善することもあります。

実際、多くのECサイト改善事例で「スマホ版の最適化」が大きな成果につながっています。ECサイト運営では、スマホ対応の設計をすることが、売上アップの最短ルートです。

#04. 商品ページの最適化

商品詳細ページは、ECサイトの心臓部といっても過言ではありません。ここが弱いままでは、いくら集客施策を打っても売上アップにはつながりません。特に押さえておきたいのは次の3点です。

  1. ファーストビューで「この商品でどんな悩みが解決するか」が一目で伝わるか
  2. 比較表や他社との違いで優位性がわかるか
  3. 購入前の不安(サイズ感・使い方・返品・保証・口コミ)がしっかり解消されているか

この3つを満たすだけでもCVRはかなり改善します。さらに、商品ページをテンプレート化して全商品に横展開すれば、サイト全体の収益性が底上げされます。

また、商品詳細ページだけでは「購入心理の深掘り」が足りないことも多いので、単品用のランディングページ(LP)を別で用意し、「広告 → LP → 購入」というセールスファネルを組むのも効果的です。

悩み訴求、ベネフィット訴求、ストーリー訴求をLPに盛り込むことで、コンバージョン率が大きく上がった事例も多く存在します。WordPressならLP制作やA/Bテストもしやすく、EC本体とLPの役割分担ができるため、売上アップしやすい構造を作れます。

集客編(外部流入を最大化)

どれだけ良い商品とECサイトを用意しても、「見てもらえなければ1円も売れない」のがネットショップの厳しいところです。SEO、SNS、YouTube、広告、メルマガ・LINE登録など、外部からECサイトへ人を連れてくるルートを作るのが、売上アップの大きな分かれ目になります。このセクションでは、初心者でも取り組みやすい集客施策と考え方をまとめていきます。

#01. SEO設計(カテゴリ構造 × ロングテール)

ECサイトの売上アップを長期的に安定させたいなら、SEOによる検索流入は外せません。ポイントは「カテゴリ設計」と「ロングテールキーワード」です。商品名だけを並べても検索からのアクセスは増えにくいため、「悩み・用途・シーン」ベースでカテゴリを設計し、内部リンクを整理することが重要です。

さらに、商品に紐づいたブログ記事(使い方、選び方、比較、ランキングなど)を用意し、そこから商品ページへ内部リンクを送ることで、「指名検索以外」からのアクセスを増やせます。

SEO施策は短期的な即効性は弱いものの、うまく育ったECサイトでは、広告費ゼロでも安定して売上が上がる事例がたくさんあります。中長期で見ると、最も費用対効果の高い集客施策です。

#02. YouTube・Instagram・TikTok からの流入導線

YouTubeやInstagram、TikTokなどのSNSは、「世界観を伝えながらファンを育成し、ECサイトへ送客する」ための強力なチャネルです。特に、使用シーンやビフォーアフターがわかりやすい商材では、ショート動画と相性が抜群です。

SNS運用で大事なのは、「誰に向けたブランドなのか」が一目で伝わる世界観と、投稿内容の一貫性です。また、プロフィールや投稿から、ECサイトやランディングページへの導線(リンク集・LP)が整理されていないと、せっかくのバズやフォロワーが「売上アップ」という形に結びつきません。SNSは無料で使える“資産”なので、ECサイトとしっかり連携させることで大きな成果を生める施策になります。

#03. ウェブ広告

「商品を探している今すぐ客」を逃さず獲得するのが、検索連動型のリスティング広告です。

「商品名+口コミ」「商品名+最安値」「ジャンル名+通販」といったキーワードは購買意欲が高く、広告費をかけても回収しやすい傾向があります。ECサイトの売上が伸びない理由のひとつに、「こうした顕在層を取り切れていない」という事例が多くあります。

一方、まだ商品を知らない潜在層の認知には、Meta広告(Instagram・Facebook)が有効です。お客さんが抱えている問題に訴求したり、世界観やストーリーを動画クリエイティブで見せ、LPに誘導してからECサイトで販売する、というセールスファネルが王道パターンです。

クリエイティブ次第でCPAが大きく変わるため、A/Bテストを前提に広告運用を回していくことが、ECサイトの売上アップには欠かせない施策です。

#04. メルマガ・LINE登録からキャンペーン導線

「広告 → LP → メルマガ・LINE登録 → ECサイト」という導線は、現時点でもっとも再現性の高い売上アップの型です。一度訪問しただけのユーザーは、ほとんどがそのまま離脱してしまいますが、メールアドレスやLINE登録をしてもらえれば、後からキャンペーンやクーポン、新商品の情報を届けることができます。

特にLINEは開封率が高く、カゴ落ちリマインドやリピート施策との相性も抜群です。ただし、LINEはあくまでもSNSになります。アカウントの凍結ということも考えられますので、バックアップとして、メルマガ登録も一緒にやっていただくのがおすすめです。

「一度のアクセスで売る」のではなく、「リストを集めてから育成して売る」という考え方に変えるだけで、ECサイトの売上構造は大きく変わります。多くの成功事例に共通するのが、このリストマーケティングの仕組みづくりです。

#05. 比較記事・レビュー記事を自社で作る

「○○ 比較」「○○ 口コミ」といったキーワードは購買意欲が高く、ECサイトの売上アップにつながりやすい重要な検索クエリです。ここを他社のまとめサイトやアフィリエイトサイトに独占されるのは非常にもったいないです。

自社で比較記事やレビュー記事を作成し、自社商品の強みや選ばれる理由をわかりやすく提示しておけば、検討段階のユーザーを取りこぼさずに済みます。検索結果から比較記事に流入 → 記事内から商品ページへ誘導、という導線を作ることで、自社ECで成約まで完結できるようになります。実際、「比較コンテンツを整えただけでCVRが上がった」という改善事例も多いです。

#06. アフィリエイト(紹介制度)を組む

アフィリエイトは、外部パートナーに商品を紹介してもらい、成果報酬で支払う仕組みです。初期費用をあまりかけずにECサイトの売上アップを狙える、非常に相性の良い施策です。特に、インフルエンサーやブロガー、YouTuberと組んで「実際に使ってみたレビュー」や「おすすめランキング」のコンテンツを作ってもらう事例が増えています。

あとは、A8などの代理店で契約をするという方法もあります。契約すると、アフィリエイター(紹介者)が自分のサイトで紹介してくれるようになります。

WooCommerceならアフィリエイト機能を追加するプラグインも豊富で、紹介リンクの発行や成果管理も比較的簡単です。商材に魅力があれば、一気に口コミやレビューが増え、認知拡大と売上アップの両方を同時に実現できます。

販売編(CVR改善)

集客ができるようになったら、次に取り組むべきは「来てくれた人に、どれだけ買ってもらえるか」というコンバージョン率(CVR)の改善です。

LP → チェックアウト → アップセルのセールスファネル設計や、購入フォームの最適化、カゴ落ち対策、セット販売・サブスク化などを組み合わせることで、同じアクセス数でも売上を2倍以上に伸ばすことは十分可能です。このパートでは、“今あるアクセスを最大限お金に変える”ための施策にフォーカスします。

#01. セールスファネルの構築(LP → Checkout → Upsell)

ECサイトの売上を“ドン”と伸ばしたいなら、通常のカテゴリー一覧→商品ページ→カートという導線だけでは不十分です。「LP → チェックアウトページ → アップセル」のセールスファネルを組むことで、客単価とコンバージョン率を同時に引き上げることができます。

特にWooCommerceはCartFlowsなどと組み合わせることで、本格的な1クリックアップセルやステップ付きチェックアウトを実装しやすく、実際にファネル導入だけで売上が2倍以上になった事例も多くあります。BASEやSTORESでは再現が難しい売れる型なので、WordPressベースのECサイトだからこそ取り組みたい施策です。

#02. チェックアウトページ(購入フォーム)の最適化

購入フォームでの離脱は、どのECサイトでも大きな損失ポイントです。入力項目が多すぎる、スマホで打ちにくい、支払い方法が少ないといった理由で、せっかく商品を気に入ってくれたユーザーも離脱してしまいます。

WooCommerceであれば、チェックアウトページの項目を自由にカスタマイズし、「本当に必要な情報だけ」をスムーズに入力してもらう導線に改善できます。また、Apple Pay / Google Pay や各種ウォレット決済にも対応できるため、スマホユーザーのコンバージョン率向上に大きく貢献します。ECサイトの売上アップ施策の中でも、最優先で着手したい改善ポイントです。

#03. カゴ落ちメールを自動化

カゴ落ちは、EC売上の30〜70%に影響すると言われるほど大きなテーマです。ここへの対策は、数ある施策の中でもトップクラスの費用対効果があります。WooCommerce Cart Abandonment RecoveryやFluentCRMなどを使えば、「カートに商品を入れたまま離脱したユーザー」に対して、自動でフォローメールを送信できます。

「カートに商品が残っています」という内容に、期間限定クーポンや送料無料のオファーを添えるだけで、取り戻せる売上は一気に増えます。比較的簡単に実践できるので、売り上げ改善をしたい方は、ぜひ早い段階で取り組んでみてください。

#04. アップセル(購入直後に提案)

ユーザーが商品を購入したその瞬間は、もっとも購入意欲が高いタイミングです。このタイミングで「関連商品」や「上位モデル」をワンクリックで追加購入できるようにするのが、アップセル施策です。

WooCommerceでは、1クリックアップセル機能を追加するプラグインが豊富で、平均10〜30%の客単価アップが狙えると言われています。実際、「シャンプー購入後にトリートメントを提案」「本体購入後に保証延長プランを提案」などのシンプルなアップセルでも、売上アップの事例が多数あります。

#05. クロスセル(関連商品)

クロスセルは、商品ページやカート画面に「一緒によく購入される商品」「この商品を見た人はこちらもチェックしています」などの関連商品を表示する施策です。ユーザーにとって自然な流れで提案できるため、押し売り感がなく、客単価アップに繋がりやすいのが特徴です。

WooCommerceの標準機能やレコメンド系プラグインを使えば、自動で関連商品を表示できるため、運用負荷もほとんどかかりません。

#06. セット販売(バンドル)

セット販売(バンドル)は、関連する商品を組み合わせて「まとめてお得」にする施策です。消耗品やシリーズ商品との相性がよく、「スターターセット」「定番3点セット」などの形にすることで、単品では動かなかった商品が売れ始める事例もあります。

単価UPだけでなく、在庫回転率の改善にもつながるため、キャッシュフロー面でもメリットがあります。WooCommerceにはバンドル商品を作る拡張機能が多く、柔軟なセット設計が可能です。

#07. サブスク化(定期購入)

サブスク型・定期購入モデルは、ECサイトの売上を安定させる最強の仕組みです。1回限りの売上ではなく、毎月・隔月など継続的な売上が積み上がるため、LTVが大きく向上し、広告費も投資しやすくなります。

WooCommerce Subscriptions を使えば、定期課金、配送間隔の変更、スキップ機能、解約前のオファーなど、解約率を下げるための機能も実装できます。BASEなどでは再現しづらい高度なモデルなので、「サブスク化できる商品かどうか」を一度検討してみる価値があります。

#08. レビュー獲得施策

レビューは、ECサイトのコンバージョン率に直結する重要な要素です。しかし、仕組みを作らない限り、自発的にレビューを書いてくれるお客様は少数派です。そこで、購入から7日後や14日後に「レビューのお願い」メールを自動配信し、記入してくれた方には次回クーポンを付与する、といった施策を組み込みます。

こうしたレビュー獲得の自動化は、多くのECサイトで売上アップに貢献している定番施策です。レビュー数が増えるとSEOの観点でも評価が上がりやすく、一石二鳥です。

#09. UGC(SNS投稿)獲得導線

UGC(User Generated Content)は、ユーザーが自発的にSNSに投稿してくれるコンテンツのことです。実際の利用シーンや感想が第三者目線で語られるため、信頼性が高く、新規顧客の購入を後押しする強力な材料になります。

ハッシュタグキャンペーン、モニタープログラム、投稿者限定クーポンなどを用意し、「投稿したくなる仕組み」をECサイト側で設計しておくと、自然とUGCが増えていきます。特に、美容・アパレル・食品などのジャンルでは、UGCが売上アップの決め手になった事例も多いです。

#10. 同梱物マーケティング(次回クーポンなど)

商品に同梱するチラシや冊子は、「お客様の手元に確実に届き、見てもらえる」貴重な接点です。ここに「次回購入クーポン」「ブランドストーリー」「おすすめの使い方」などを入れておくだけで、リピート率やファン化の度合いが大きく変わります。

ECサイトの管理画面やメールでは伝えきれない想いを、紙のツールだからこそ届けられる、という事例もたくさんあります。同梱物マーケティングはコストも小さく、リピート売上アップに非常に効く施策です。

#11. 決済手段を充実させる

ECサイトの売上アップにおいて、「どの決済方法を選べるか」は想像以上に重要です。クレジットカードしかない場合、「後払いがないならやめておこう」「PayPayで払えないなら別サイトで買おう」という離脱が発生します。

特に後払い決済は、初めての購入でも安心してもらいやすく、CVR向上に大きく貢献します。また、PayPayやApple Pay / Google Payなどのウォレット決済は、スマホからの購入完了率を劇的に高めてくれます。WooCommerceなら各種決済サービスと連携しやすく、「ユーザーが使いたい決済手段」を揃えることでECサイトの売上アップに直結します。

弊社では、過去にKomojuという決済手段を導入したケースがあります。Komojuでは、カード決済は銀行振込、コンビニ決済、QR決済(PayPayなど)、スマホ決済等も契約が可能です。ただし、各決済が必ず導入できるというわけではありませんので、ご注意ください。

運営編(リピート・LTV最大化)

ECサイトの売上を本当に安定させてくれるのは、「新規」よりも「リピート」です。一度買ってくれたお客様に、どれだけ心地よい体験を提供し、どれだけ継続的に思い出してもらえるかで、LTV(顧客生涯価値)は大きく変わります。メールマーケティングやLINEステップ配信、会員ランク制度、購入後アンケート、GA4を使った数値改善などを通じて、“一度きりで終わらない関係”をどう作るかを解説していきます。

#01. メールマーケティング

メールマーケティングは、「古いようでいて、今もなお最強クラスの売上アップ施策」です。購入直後のサンクスメール、使い方のフォロー、セールやキャンペーンの案内、カゴ落ちリマインド、休眠顧客への再アプローチなど、ECサイトのライフサイクル全体で活躍します。

WordPressと相性の良いFluentCRMを使えば、顧客データと連動したシナリオ配信が可能です。メールがしっかり設計されているECサイトは売れ続けるという事例は本当に多く、LTV向上のために必ず押さえておきたい領域です。

#02. LINEのステップ配信

LINEは開封率・反応率が高く、スマホ世代を中心に「もっとも身近なコミュニケーションツール」として定着しています。ECサイトとの相性も抜群で、新規顧客の育成、セール情報の告知、送料無料キャンペーン、限定クーポン配布など、売上アップにつながる施策を自動化しやすいのが特徴です。

ステップ配信を組めば、「登録 → 教育 → 提案」の流れを自動で回せるため、運営側の手間を増やさず売上を伸ばせます。メールとLINEを組み合わせておくと、どちらかが届かない・見られない場合の保険にもなります。

#03. 顧客セグメントに応じたパーソナライズ配信

同じ内容のメルマガやLINEを全員に一斉配信しても、反応率・売上アップには限界があります。「誰に」「どんな興味があり」「どのタイミングで何を届けるか」を細かく分けていくことで、成果は一気に変わります。

たとえば、「初回購入者向け」「リピート3回以上」「特定カテゴリをよく買う人」「カゴ落ちした人」など、セグメントごとにメッセージやオファーを変えるだけで、CVRもLTVも大きく向上します。実際、多くのECサイト成功事例でセグメント配信は共通して取り入れられている施策です。

#04. 購入後の使い方ガイド

購入後の体験は、次の購入につながるかどうかを左右する重要なポイントです。商品が届いたものの「どう使えばいいかわからない」「効果的な使い方がわからない」といった状態のままだと、満足度が下がり、低評価レビューや離脱につながってしまいます。

そこで、購入直後に「使い方ガイド」や「よくある質問」「トラブルシューティング」をまとめたメールやLPを案内することで、顧客体験の質が上がり、レビューやリピート購入にもつながっていきます。

他にも、飲食物を販売している方は、調理方法などをチラシやメール・LINEで送るというのも効果的です。

#05. リピート専用オファー(VIPクーポン)

新規顧客を獲得するよりも、既存顧客にもう一度買ってもらう方が何倍も簡単、というのはマーケティングの定番です。ECサイトでも同じで、「2回目購入専用クーポン」「3回以上購入した人限定のVIPセール」など、リピート専用のオファーを用意すると、LTVが大きく伸びます。

「あなたは特別なお客様です」というメッセージを添えることで、ファン化が進み、競合サイトに乗り換えにくくなります。売上アップを安定させたいなら、必ず仕組み化しておきたい施策です。

#06. 会員ランク制度の導入

会員ランク制度やポイントプログラムは、リピート顧客の育成とLTV最大化に非常に有効な施策です。累計購入金額や購入回数に応じて、「シルバー・ゴールド・プラチナ」などのランクを用意し、ランクごとに特典や割引率を変えていくことで、「あと少しで上のランクに行ける」というゲーミフィケーション効果が働きます。

WooCommerceでは、ポイント・ランク機能を追加できるプラグインが充実しており、導入も比較的スムーズです。実際、会員ランク制度を導入したことで、「単価アップ+購入回数アップ」の両方を実現したECサイトの事例も多く報告されています。

#07. 解約阻止(サブスク向け)

サブスク型ECで重要なのは、「新規獲得」以上に「解約をどれだけ防げるか」です。解約理由の多くは「まだ商品が余っている」「しばらく使わないだけ」といったライトなものが多く、ここで即解約されてしまうのは非常にもったいないです。

#08. 購入後アンケートから改善につなげる

購入後アンケートは、ECサイトの改善アイデアの宝庫です。「どこで知ったか」「なぜこの商品を選んだのか」「購入前に不安だったこと」「改善してほしい点」などを聞くことで、LPや商品ページ、広告クリエイティブの改善ポイントが明確になります。

実際のユーザーの言葉は、そのままコピーライティングの素材にもなります。「お客様の声」や「Q&A」として二次利用すれば、コンテンツとしても活用でき、さらなる売上アップにつながります。

#09. 購入頻度UP施策(リマインド)

消耗品や定期的に使うアイテムを扱うECサイトでは、「そろそろ残り少なくなっていませんか?」というリマインド配信が非常に効果的です。一定期間ごとにメールやLINEでお知らせするだけで、自然とリピート注文が増えていきます。

このリマインドから、そのまま定期購入への切り替えを提案するセールスフローを組んでおくと、LTVがさらに伸びます。広告費を追加でかけずに売上アップを狙える、運営側にとってもありがたい施策です。

#10. 顧客データをGA4で分析

ECサイトの売上アップは、「なんとなくの感覚」ではなく、「数字を見て改善する」ことで再現性が生まれます。GA4(Googleアナリティクス4)を活用すれば、商品別の売上、チャネル別のCVR、離脱が多いページ、カート投入後の離脱率など、改善に必要な指標を細かく追うことができます。

たとえば、「特定の商品ページだけコンバージョン率が高い」「この流入元はアクセスは多いがCVRが低い」といった気づきが得られれば、どの施策から手を付けるべきかが明確になります。多くの成功事例では、「GA4などでデータを見ながら、仮説→施策→検証のサイクルを回している」ことが共通しています。

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