コピーライティングにおける追伸の役割と効果的な書き方

こんにちは、根本耕輔です。この記事では、コピーライティングにおける追伸の書き方についてご紹介していきます。例も用意しているので、今すぐにでもあなたのセールスレターやステップメールにも反映させる事ができます。ぜひ、チェックしてみてください。

PS(追伸)とは?

PSというのは、Post Scriptの略で、文章の最後に書く追伸のことを指します。一般的なビジネスメールでは、話題を変えたり、気配りを伝えたりします。しかし、コピーライティングにおいては、セールスレターやセールスメールに記載するので、商品がより売れるような内容を記述する必要があります。

コピーライティングにおける追伸の役割

最近は、インターネットの普及により、いろんな情報が渋滞しています。しかも、現代人は忙しいので、セールスレターやメルマガを全部読むということはせずに、スクリーニングして、自分にとって有益な情報が書かれていそうな箇所を見つけて、そこを読むというのが増えています。しかし、いつの時代も特に読まれやすいのは決まっています。それは、文章の最初と最後です。つまり、ヘッドラインと追記は読まれる確率が高いです。(もちろん、ヘッドラインが一番読まれます。)なので、適当に追伸を書くのではなく、ちゃんと戦略を持っておく事が重要なんですね。

じゃあ、その戦略っていったいなんかのかというと、CTAです。セールスレターやメールの最後に記載する追伸では、お客さんに商品を購入してもらえるように促します。文章の途中で、すでに購入ボタンやCTAを載せているはずだと思いますが、もう一度最後にも行動を促します。

効果的な追伸の書き方

では、実際にコピーライティングに効果的な追伸の書き方をご紹介していきます。7つリストアップしておきましたので、セールスページやメルマガなどを作成する際に、参考にしてみてください。※ここに出てくる商品名は、架空のものです。

#01. 商品のベネフィットを記載する

1つ目は、商品のベネフィットです。ベネフィットというのは、商品を購入する事で得られる結果(お客さんの未来像)のことです。

P.S. 毎月、新規の見込み客を集めるために働き詰めになっていませんか?もしそうであれば、『LTVアップマスタークラス™️』を受講してみてください。少ないリストでも、今まで以上の売り上げを上げる事ができるので、労働時間を半分以下に減らす事ができます。

例えば、このような感じです。今まで、見込み客を集めることに毎日毎日身を粉にしながら、働いているというターゲットに対して、「少ないリストでも売り上げを拡大する事ができる。」というベネフィットを提示しています。

#02. 新しい情報を提示する

ステップメールで、教育コンテンツを送信するなら、新商品の販売を開始したということを伝えても良いです。例えば、

P.S. この度、セールスレターのヘッドラインの書き方をまとめた『ヘッドラインマスター講座』の販売を開始しました。

  • ヘッドラインのアイデアがなかなか浮かばない
  • 思っていたほど商品が売れない
  • ヘッドラインのテンプレートを探している

こういった方に向いています。『ヘッドラインマスター講座』で、セールスレターの反応率を10倍にしてみませんか?

みたいな感じです。

#03. 緊急性を示す

3つ目は、緊急性を示すということです。緊急性を伝える方法としては、次のようなものがあります。

  1. 販売を終了する
  2. ボーナス特典を終了する
  3. 値段を上げる
  4. 数量を限定する

いずれにしても、セールスの期間を限定します。

P.S. 『商品名』は、1月1日までの期間限定で販売しています。1日を過ぎたら、いかなる理由があろうと、購入できません。また、次の販売の予定も今のところありませんで、このチャンスを逃さないでください。

これは、口だけじゃなく、実際にツール(Deadline Funnelなど)を使って、セールスを終了すると良いです。本当に販売が終了になったり、特典が無くなったり、値段が正規の値段に上がったりするのであれば、信頼性が高まります。しかも、次にセールスがあった時には、ちゃんと期間内に購入しようという心理が働くというメリットがあります。

それから、時間だけでなく、数量を限定するというのもありですね。

#04. 特典を伝える

販売する商品には、ボーナス特典は付きますか?そうであれば、特典を追記で伝えても良いです。

P.S. このオファーには、ボーナス特典があります。『成約率33%を獲得したオプトインページ事例集』、『セールスレターテンプレート』、『心理トリガーマスターテンプレート』の3つです。これらは、通常、198,000円で販売している商品ですが、本日中に『コピーライティングマスター講座』をご購入の方に限り、無料でお付けします。明日になったら、このボーナスは消滅してしまうので、お早めに。

例えば、こんな感じ。ただし、ボーナス特典をつけると言っても、あまり商品に関連するものでなかったり、魅力的なものでなければ、商品の購入には至りません。なので、ちゃんとチェックして(できれば第3者に確認してもらう)から追記に記載するか決めてみてください。

#05. レビュー/テスティモニアルを載せる

レビューやテスティモニアルを載せるというのも良いです。

P.S. 僕のクライアントである〇〇さんからは、こんな声をいただきました。

「『商品名』は、ステップバイステップになっているので、やるべき事が明確で、初心者の方でも迷わず進める事ができます。『商品名』を購入してから、まだ2ヶ月しか経っていませんが、すでにXXの結果が出ています。本当に、『商品名』のおかげです。」

みたいな感じです。Amazonとか楽天などのECサイトでは、必ずレビューがありますが、あれはバンドワゴン効果という心理を利用しています。バンドワゴン効果というのは、集団に影響されるという事です。つまり、売れているとわかると、それにつられて自分も購入してしまうみたいなものです。ECサイトであれば、レビューを見て、お客さんがどの商品を購入すれば良いのか判断する材料になるとともに、レビューがあることによって、実際に商品を購入した人がいる事がわかります。だから、商品がより売れやすくなるんですね。

僕も日頃利用しているUdemyでは、売れているコースとか人気なコースには「ベストセラー」や「最高評価」、「新着人気」というバッジがつきます。僕が、初めて利用した時はこんな制度はなかったのですが、いつの日か付くようになりました。これも、バンドワゴン効果を利用しています。こんな感じで、実際にあなたの商品を購入した人のレビューがあれば、より商品が売れやすくなります。

また、お客さんにレビューをお願いする時は、ノウハウを実践した事で、どんな結果が得られたのかをしっかり書いてもらうとさらに良いです。あなただけが結果を得られたのではなく、他の人も結果が出たという再現性のアピールにもなります。

#06. 返金保証があることを伝える

あなたが販売する商品には、返金保証が付いているでしょうか?もしそうであれば、「返金保証があるから、あなたには何のリスクもありません。」ということを伝えましょう。

P.S.『商品名』には、30日間の返金保証が付いています。もし、「思っていた内容と違った。」とか「すでに知っている内容ばかりだった。」、「仕事が急に忙しくなって、思うように進められなくなった。」など、どんな内容でも返金を受けられます。あなたには、リスクがありませんので、お気軽にお試しください。

#07. 煽る

最後は、「煽る」です。ちょっと抽象的な感じがありますが、例えば、こんな感じです。

P.S. あなたの目の前には、2つの道があります。本コースを受講し、リストを獲得する方法をマスターし、売上をさらに大きくするか。それとも、何も行動を起こさずに、今まで通り、日銭を稼ぐような貧乏フリーランスとして、毎日10時間以上働き続けるか?決めるのはあなたです。問題は放っておけば、大きくなるだけです。ぜひ後悔しない判断をしてください。

このように煽っているセールスページをみた事がありませんでしょうか?結構有名ですよね。商品を購入すれば成功し、購入しなければ失敗するということを暗に意味し、購入を促しているわけですね。

まとめ

ということで、今回は、コピーライティングで覚えておきたい追記の書き方についてご紹介してきました。全部で7個の書き方をまとめてきましたが、複数を組み合わせても良いです。あなたのセールスレターやセールスメール、メルマガでいろいろと試してみてください。

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