初心者でも簡単!eBook(PDF)の作り方
こんにちは、根本耕輔です。
- メルマガリストを獲得するための無料プレゼント(リードマグネット)としてeBookを使いたい
- 有料のコンテンツとしてeBookを販売したい
あなたは、おそらく、どちらかの理由でeBookを作成したいと思っていると思います。この記事は、これまでにeBookを作ったことのないあなたのために作成しました。ステップバイステップになっているので、実際にメモを取りながら読み進めてみてください。
Step1. ターゲットを決める
まずは、どんな方にeBookを配布していきたいのか、ターゲットを決定しましょう。ペルソナという理想的なターゲットの具体的な情報を作成しておくと、この後のステップをよりスムーズに進めることができるので、ぜひ作成してみてください。
Step2. トピックを決める
次に、トピックを決めましょう。トピックに関しては、それほど難しくはありません。リードマグネットなら後々、商品を販売していきますよね。なので、その販売する商品に関連するトピックにしましょう。例えば、ブログに関する商品を販売しようと思っているのであれば、ブログを始める前のジャンル選定に関するeBookを作ってみたり。こんな感じで、有料で販売する商品に関連するトピックを選択しましょう。
Step3. コンテンツを作成する
それでは、ここから本題のコンテンツ制作に入っていきましょう。まずは、コンテンツの作り方なんですけど、これは2種類のやり方があります。
- 既存のコンテンツを再利用する方法
- 新しくコンテンツを作成する方法
この2つです。それでは、1つずつ確認していきましょう。
方法#01. 既存のコンテンツを再利用する方法
オススメなのは、既存のコンテンツを再利用するということです。
- ブログ記事
- YouTube動画
- 音声
すでに、上記のようなコンテンツを作成しているのであれば、それをeBookにしていけばOKです。YouTube動画とか音声に関しては、書き起こしをしておきましょう。自分でやるのが面倒なのであれば、ココナラなどの外注できるサービスを利用することをオススメします。30分1000円くらいの相場でやってくれます。
また、ブログ記事に関しては、動画やGif画像を使用している場合、それをそのままeBookに載せることはできません。いずれも、動きがなくなってしまいます。なので、文字起こしをするか、その部分だけ使用しないか決めておく必要があります。
方法#02. 新しくコンテンツを作成する方法
まだ、ウェブサイトを所有していなかったり、YouTubeに動画を投稿したことがないという場合は、新規でコンテンツを作成する必要があります。
Step1. 情報を収集する
- Yahoo知恵袋
まずは、どんなコンテンツを作成すれば良いのか、情報を収集しましょう。eBookは、お客さんのためになる情報をまとめていきます。お客さんのためになるということは、お客さんが抱える悩みに対する答えがちゃんと書かれているということです。なので、最初に、お客さんが抱えている悩みを知る必要があります。そのために、Yahoo知恵袋を使ったり、実際にインタビューをしたりして、潜在顧客の悩みを見つけ、リストアップしていきます。
Step2. 章を構成する
次に、eBookの章を構成していきましょう。もしかしたら、初めてeBookを作るとか、デジタルコンテンツ(ブログ記事を含む)そのものが作ったことないというのであれば、情報を追加するのは難しいかもしれません。そんな時は、インターネットで決めたトピックを検索してみてください。いくつかの記事の見出しを1つ1つチェックして、あなたが書けそうなトピックをリストアップしていきましょう。だいたい、7~10個くらいのトピックが集まれば良いのではないかと思います。
この段階では、Googleドキュメントとかスマホのメモ機能、PagesやWordなどを使いながら文章を作成していくと良いと思います。
Step3. 情報を膨らませる
そしたら、章のコンテンツを膨らませていきましょう。ここからは、あなたの知識をフル活用して、Step2で構成した章に情報を肉付けしていってください。なかなか、自分の知識だけだとボリュームを出せないというのであれば、次のようなコンテンツも追加してみてください。
- 事例
- データ
もちろん、これらの情報は、ボリュームを出すだけではなく、あなたのコンテンツの再現性や正当性を示すことにも繋がってきますので、ぜひ入れてみてください。
Step4. ツールを使ってPDFをデザインする
- Canva
- Pages(Macユーザー)
- Word(Windowsユーザー)
- Googleドキュメント
テキストコンテンツができたら、ツールを使って、PDFを作成していきましょう。僕がおすすめするのは、Canvaです。基本的には無料で使用することができますし、テンプレートが用意されているので、簡単にかっこいいeBookが作成できます。テンプレートを使うなら、おそらく、テキストを変更するくらいで完成してしまうので、10~20分ほどで作成できると思います。MacユーザーであればPages、WindowsユーザーであればWordがあらかじめパソコンにインストールされているので、それを使ってもOKです。
また、eBookの最後のページでは、CTAを含めておきましょう。リードマグネットとして使うにしても、有料商品として販売するにしても、お客さんにその後の行動を促します。前者の場合であれば有料商品をオファーしたり、後者であればバックエンド商品を販売しても良いですよね。ここら辺は、それぞれのマーケティング戦略によって異なってくるので、適切なCTAを埋め込んでおきましょう。
Step5. eBookをアップロードする
次のステップとしては、eBookを適切なプラットフォームにアップロードするということをやっていきます。
eBookをリードマグネットとして使用する場合
- Eメールサービスにアップする
- Googleドライブ・Dropboxにアップする
- オンラインコースが作成できるプラットフォームにアップする
リストを獲得したら、手動で1人1人にeBookを渡していくのは困難です。なので、自動化させましょう。Eメールマーケティングサービス自体に、リードマグネットを配布する機能があれば良いのですが、無いのであれば、2つ目の方法か3つ目の方法でもOKです。
GoogleドライブやDropboxであれば、ファイルをURLを知っている人だけに公開するように設定して、メールにURLを貼り付けましょう。3つ目に関しては、Teachableなどのオンラインコースを提供できるプラットフォームにアップするというものです。リードマグネットを配布するためだけに利用するのではなく、有料のコンテンツを販売するために利用しているのであれば、プラットフォームでリードマグネットを渡すというのもありです。
eBookと有料商品として販売する場合
有料商品として販売する場合は、使用するプラットフォームにアップロードしていきましょう。そして、値段を設定して、実際に販売していくというプロセスになりますね。
Step6. プロモーションページを作成する
次にステップは、eBookをオファーするためのページを作成していきます。
eBookをリードマグネットとして使用する場合
リードマグネットとして使う場合は、オプトインページを作成してプロモーションしていきましょう。オプトインページは、ConvertKitなどのEメール配信サービスに備わっているランディングページ機能を使って作成しても良いですし、Elementorなどのページビルダープラグインを使っても良いです。Elementorの方がテンプレートが豊富ですし、色々カスタマイズが効きます。
もし、オプトインページを作成するのが面倒なのであれば、シンプルなオプトインフォームをサイドバーとか記事直下に埋め込んだり、ポップアップで代用するというのもありです。
あとは、ポップアップとオプトインページの両方を使う方法もあって、その場合は、リダイレクト式のポップアップを使い、オプトインページ飛ばします。好きな方法でeBookを配布する準備を整えましょう。
eBookを有料商品として販売する場合
有料商品として販売するなら、セールスページですね。一番簡単なのは、Teachableなどのプラットフォームに備わっているセールスページ作成機能を使うことです。でも、そういったプラットフォームの場合は、デザイン性がいまいちだったり、あまりカスタマイズがきかなかったりします。なので、Elementorとかでセールスページを作成すると良いと思います。そのセールスページ内に購入ボタンを追加して、そのボタンの中にTeachableの決済リンクを埋め込むという感じですね。
Step7. プロモーションする
- ブログ記事を書く(SEO経由での集客)
- Eメール
- YouTube動画をアップする
- SNSに投稿する
- SNSのプロフィールURLを変更する
- 広告
最後に実際にプロモーションしていきます。上記のような手段で、Step6で作成したページにアクセスを集めていきましょう。それから、サイトの外観を変更するというのもありです。例えば、サイトのトップに通知バーを表示したり、トップページをオプトインページに変更したり、サイドバーにバナー広告を設置したり。いろんなプロモーション方法があります。何れにしても、作成したページにアクセスを集め、がんがんプロモーションしていきましょう。
まとめ
今回は、eBookの作り方についてご紹介してきました。一番簡単なのは、既存コンテンツを再利用する事です。なので、現時点で、すでにブログ記事やYouTube動画があるのであれば、それを使ってeBookを作成していきましょう。