WordPressを使ってノーコードでどんなサイトが作成できる?
最近は、ノーコード(Nocode)やローコードが流行っていますよね。僕が専門にしているWordPressでもコードを使わずに、ノーコードでいろんなウェブサイトが作成できます。では、一体どんなサイトが作成できるのか、ご紹介していきたいと思います。
- ウェブ制作
- 自社サイトの作成
をしている方は、こんなサイトが作れないかなと思うことがあるのではないかと思いますので、ぜひ参考にしてください。
ノーコード(NoCode)とは?
そもそもノーコードとは、コードを使わずにウェブサービスを作成したり、ウェブサイトを制作することを言い、ローコードとはあまりコードを使用せずに、ウェブサービス・サイトを作成することを言います。今回ご紹介していくのは、全て、ノーコードで作成できますので、プログラミング知識がない人でも安心です。
種類#01. ブログ
まず1つ目は、ブログです。一番王道と言っても良いかもしれません。ただサイトを作成するだけではなく、ブログ記事を書いて、投稿をして、検索経由で集客をすることができます。トレンドアフィリエイトやブログアフィリエイト、サイトアフィリエイトなど、アフィリエイト報酬目的で運用したり、自社商品・サービスを販売するための集客媒体として運営することもあります。ちなみに、自社商品や自社サービスを販売することを目的としたブログは、オウンドメディアブログと言います。
WordPressでノーコードでブログを作成するのにおすすめのプラグイン
- Elementor:ドラッグ&ドロップでページが作成できるプラグイン
- Elementor Pro:Elementorの有料版
- Divi:ドラッグ&ドロップでページが作成できるテーマ
- Rank Math:SEO関係の設定が網羅的にできるプラグイン
種類#02. ホームページ
2つ目は、ホームページです。ホームページというのは、いろいろ意味がありますが、基本的には、企業のプロフィールを載せたり、お問い合わせをもらったりするために作成するという意味で使われることが多いと思います。
WordPressでノーコードでホームページを作成するのにおすすめのプラグイン
- Elementor:ドラッグ&ドロップでページが作成できるプラグイン
- Elementor Pro:Elementorの有料版
- Divi:ドラッグ&ドロップでページが作成できるテーマ
種類#03. ポートフォリオサイト
ポートフォリオサイトというのは、自分が作成した作品、例えば、カメラマンの方であれば、自分がとった写真を載せたり、商品デザイン、ロゴのデザインをしている方は、その作品を載せて、実績を紹介することを目的としたサイトです。
ただ作品を紹介するだけではなく、お問い合わせをもらって、新たな仕事につなげたりすることもできます。
WordPressでノーコードでポートフォリオサイトを作成するのにおすすめのプラグイン
- Elementor:ドラッグ&ドロップでページが作成できるプラグイン
- Elementor Pro:Elementorの有料版
- Divi:ドラッグ&ドロップでページが作成できるテーマ
種類#04. ECサイト
続いては、ECサイト、オンラインショップです。商品を登録して、決済を導入することで、オンライン上で自動的に商品を購入してもらえる仕組みが構築できます。この仕組みは初心者の方にとっては結構難易度が高いですが、他のサービスと比べると、いろいろカスタマイズが効くので、中級者・上級者の方は、多分、病みつきになるんじゃないかなと思います。それくらい、個人的には面白いと感じています。
このチャンネルでも、こちらの動画でECサイトの作り方をご紹介していますので、興味がある方は、チェックしてみてください。
もし、この動画を見てもオンラインショップを作るのが難しいというのであれば、WordPressではなく、ShopifyとかBASEとか、Storeとか、オールインワンのサービスを使うことをお勧めします。
ちなみに、ラグビー、ニュージーランド代表の、オールブラックスのオンラインショップは、WordPressのプラグインを使って作成されています。なので、決してマイナーというわけではありません。
WordPressでノーコードでECサイトを作成するのにおすすめのプラグイン
- Elementor:ドラッグ&ドロップでページが作成できるプラグイン
- Elementor Pro:Elementorの有料版
- Divi:ドラッグ&ドロップでページが作成できるテーマ
- WooCommerce:物販・デジタルコンテンツを販売するのに適したプラグイン
- Easy Digital Download:デジタルコンテンツを販売するのに適したプラグイン
種類#05. オンラインスクール
次は、オンラインスクールです。一般的なサイトの場合は、基本的には一般公開されてしまうので、インターネットが使える人であれば、誰でも閲覧できます。パスワードをかけて、アクセス制限をかけることも一応できますが、そういったレベルではなく、無料・有料でコンテンツを販売して、登録してくれた人だけにコースをみてもらえるようなサイトが作成できます。
これも初心者の方にはちょっと難しいかなと思います。
もし、オンラインスクールを作ってみたい、チャレンジしてみたいという方は、Tutor LMSというプラグインを使ってみると良いかもしれません。
有料版もありますが、有料版を契約すると、使い方が難しかったりすると、お金がもったいないので、無料版を試してみてください。
ちなみに、こちらの動画でそのTutor LMSの使い方をご紹介していますので、確認してみてください。
WordPressでノーコードでオンラインスクールを作成するのにおすすめのプラグイン
- Elementor:ドラッグ&ドロップでページが作成できるプラグイン
- Elementor Pro:Elementorの有料版
- Divi:ドラッグ&ドロップでページが作成できるテーマ
- WooCommerce:物販やデジタルコンテンツが販売できるプラグイン
- LearnDash:オンラインスクールが作成できる有料プラグイン
- Lifter LMS:オンラインスクールが作成できる有料プラグイン
- Tutor LMS:オンラインスクールが作成できるプラグイン(無料版あり)
オンラインスクールもテーマでかっこいいものが作成できますが、ElementorやDIviを使うとよりオリジナル性の高いサイトが作成できるので、おすすめです。
種類#06. オンラインコミュニティー
あとは、オンラインコミュニティーも作成できます。コミュニティーというとSlackとかFacebookグループなどが有名だと思いますが、そういったサービスと同じように、独自のコミュニティーが運営できます。
まだこのチャンネルではオンラインコミュニティーの作り方に関する動画はアップしていませんが、いつかアップしようと思っていますので、チャンネル登録してお待ちください。
WordPressでノーコードでオンラインコミュニティーを作成するのにおすすめのプラグイン
- Elementor:ドラッグ&ドロップでページが作成できるプラグイン
- Elementor Pro:Elementorの有料版
- Divi:ドラッグ&ドロップでページが作成できるテーマ
- BuddyPress:オンラインコミュニティーが作成できる無料プラグイン
- bbPress:掲示板を作成できる無料プラグイン
- BuddyBoss:オンラインコミュニティーが作成できる有料テーマ
種類#07. ランディングページ
最後は、ランディングページです。これはサイトというわけではなく、ページ単体のことを言いますが、ランディングページを1枚作成する方もいらっしゃるので、リストアップしておきました。
ランディングページというのは、元々ユーザーがランド、着陸する、訪問してくるページのことを言います。その意味からすると、ウェブページ全体が当てはまってしまいますが、狭義の意味のランディングページは、特定のアクションをとってもらうページという意味で使うことが多いです。
例えば、お問い合わせをもらうためだったり、商品を購入してもらうため、メルマガに登録してもらうため。みたいな感じで、何か、訪問してきたユーザーに、行動に写してもらうことを目的としてページを言います。
ということで、今回は、WordPressとは?ということで、WordPressの簡単な仕組みだったり、どんなことができるのか、どんなサイトが作成できるのかというのをご紹介してきました。
先ほどもお伝えしたように、豊富なWordPressテーマとプラグインによって、本当にいろんなことができます。しかも、最近はツールの進化が凄まじくて、どんどん便利なツールが出てきているので、今実装できなくても、近い将来、構築できるようになると思います。
僕自身、WordPressをいじるのがめちゃくちゃ好きで、このチャンネルでも、WordPress、あとはウェブマーケティングについてもご紹介することがありますが、この2本立てでお届けしています。
WordPressでノーコードでランディングページを作成するのにおすすめのツール
- Elementor
- Elementor Pro
- Divi
- Beaver Builder
- Thrive Architect
- Brizy
- Themify
- Oxygen
ランディングページ作成には、これまでにもご紹介してきたElementorやElementor Pro、Divi以外にもたくさんあります。上記のプラグインは、世界的にも有名なプラグインです。ElementorとBeaver Builderには無料版があります。
種類#08. セールスファネル
7種類目は、セールスファネルです。セールスファネルというのは、簡単にいうとセールスの一連の流れを仕組み化したものです。通常であれば、セールスページで商品を販売した後は、メルマガでアップセル商品を販売したり、ダウンセル商品を販売しますよね。
でも、セールスファネルを作成すれば、オプトインページ(メルマガ獲得ページ)でメルマガリストを獲得したら、自動的にセールスページにリダイレクトして、商品を販売して、商品を購入したお客さんには自動的にアップセルページを見せて、バックエンド商品をオファーする。そして、そのバックエンド商品を購入しなかったお客さんには、今度はダウンセルページを見せて、みたいな感じで、連続して異なるオファーを出すことができる仕組みのことです。
物販でもデジタルコンテンツでも、セールスファネルを実装することで、売り上げをアップすることができるでしょう。
WordPressでノーコードでセールスファネルが作成するのにおすすめのプラグイン
- CartFlows:セールスファネルが作成できる無料プラグイン
- CartFlows Pro:CartFlowsの有料版(アップセル・ダウンセルが実装できる)
僕は、CartFlowsを使用しています。約2年くらい使っていますが、その効果を実感しています。まだこういった機能があればより良いのに、というのも感じることがありますが、定期的に機能が追加されたり、アップデートされているので、今後、より便利になるのではないかと思っています。
種類#09. アプリ
これは、おまけになってきますが、WordPressをアプリ化することもできます。特にオンラインショップやオンラインスクールは手軽にショッピングしたり、学べるようにアプリ化するのもおすすめです。
ただし、ツール代以外にも、アプリを公開する費用がかかります。iOSの場合は年間99ドル、Androidの場合は1回25ドル払ってしまえば、公開し放題みたいです。
WordPressでノーコードでアプリ化できるツール一覧
- BuddyBoss App:WordPressサイトをアプリ化できる有料プラグイン
- AppPresser:WordPressサイトをアプリ化できる有料プラグイン
- Appmaker WP:WordPressサイトをアプリ化できる有料プラグイン
ちなみに、WordPressサイトをアプリとして公開できるツールは上記の通りです。
まとめ
ということで、今回は、WordPressでノーコード(コードを使わずに)で作成できるサイトの種類をご紹介してきました。最近は、いろんなツールが開発され、どんどん進歩してきているので、できることも増えていくはずです。さらには、同じような機能を持ったツールも増えてきているので、価格競争で、安い値段でいろいろできることが増えていくと思っています。
このブログでは、随時WordPressプラグインの動向をチェックしているので、最新の情報を知りたい方は、以下のフォームからニュースレターにご参加ください。