もうブログのネタ切れに困らない!記事のアイデアとネタの集め方
こんにちは、根本耕輔です。
ブログ運営をある程度の期間続けていると、
- どんなネタを書こうかな…
- ブログのネタがもう無い…
- どうやってネタを集めれば良いんだろう…
そんな悩みが出てくると思います。あなたもきっと、今、ブログのネタが無くなってしまった、あるいは、これからネタが切れてしまった時、どうすれば良いだろうと思っているので、この記事にたどり着いたのだと思います。
確かに、ブログを運営したばかりだと、どうやってネタを集めれば良いかわかりませんよね。僕も、初めはそうでした。でも、もう安心してください。この記事で、どんな記事を書いていけば良いのか、アイデアをご紹介していきます。また、ネタ切れ対策についてもご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
そもそもなぜネタが尽きるのか?
まず、そもそもの話ですが、なぜネタが尽きるのかということについてご紹介していきたいと思います。
理由#01. 知識が足りていない
まず1つ目の理由は、知識が足りていない、つまり、ブログを書くというアウトプットの量よりも、インプットの量が追いついていないということです。この場合は、シンプルに読書したり、ネットで検索したり、実際に体験することで知識を増やす必要があります。ただし、1つ注意が必要で、日本人は特にですが、義務教育の影響でインプットに重点を置きがちです。
でも、本当に大切なのはアウトプットの方です。これは、どんな業界にも言えることだと思います。例えば、アフィリエイトをやろうと思って、知識を身につけても、実際に記事を書いたりしてプロモーションしていかないと、収益は生まれません。なので、少しインプットしたら、すぐアウトプットしてしまいましょう。ブログなんていつでも修正できますので。
理由#02. アイデアが足りていない
2つ目は、アイデアが足りていないという理由です。本当は、良い知識はあるけど、それが自分で気づいていない、足元が見えていないというパターンです。これは、結構多くの方が当てはまることなんじゃないかなと思います。特に、ちょっと専門知識が高くなってくると、普通こんなことわかってるんじゃないの?と思ってしまうことがあると思うんですね。
僕の場合だと、最近、知人の方にスマホのデータの移行をお願いされたことがありました。日頃僕がパソコンを使って仕事をしているということで、頼まれたんですけど、結構簡単な作業だったんですね。もちろん、このブログでは、スマホのデータ移行みたいな内容は書きませんが、もし仮に雑記ブログを運営しているのであれば、そういったのもネタになる訳です。自分では簡単だと思っていることでも、他の人からすると、意外と難しかったりするので、まずは足元をチェックしてみると良いかもしれません。
僕がおすすめするブログのネタ
じゃあ、ここからは、僕がおすすめするブログのネタをご紹介していきたいと思います。
アイデア#01. ケーススタディー(事例)
ケーススタディーは、成功・失敗は問いません。また、あなた自身のものだけじゃなくて、あなたのクライアントの事例とか、とにかく実際にある事例を記事の中で紹介していきます。例えば、「開封率の高かったステップメールの事例集」みたいな感じで、実際に開封率が高かったステップメールの件名を紹介し、なぜ高くなったのかとか、開封率の高い件名を作成するテクニックなどを解説していきます。
アイデア#02. 予想
予想というのは、例えば、現在が2019年の10月くらいだとすると、「2020年のコンテンツマーケティングの展望」みたいなトピックで記事を書いていきます。2020年には、どんな風にコンテンツマーケティングが変化していくのかという自分の考えを含めながらまとめていきます。
これは、Neil Patelさんの事例です。YouTube動画なんですけど、ブログでも同じことをやればOKです。これは、2018年12月に投稿された動画で、内容は「2019年にデジタルマーケティングはどう変わるのか」です。こんな感じで、来年とかの予想をまとめていきます。こういった内容は、結構海外では人気で、信頼感が得られるきっかけになるとも言われています。
アイデア#03. ピラーページ
ピラーページというのは、簡単にいうと、あるトピックを網羅的にカバーした記事のことです。このピラーページは、1種類だけではなく、複数のタイプがありますので、以下でご紹介していきます。
ハウツー記事
これは、例えば「ブログの書き方」みたいな記事のことです。このトピックで記事を書くなら、キーワード選定とかタイトルの書き方、メタディスクリプションの書き方、Googleサーチコンソールにリクエストを送信する方法、記事の構成など、ブログの書き方に関する内容を1つのページで網羅的に解説していきます。
とは記事
これは、「〜とは」という記事のことです。特に、そのキーワードを理解していない超初心者のための記事ですね。例えば、「アフィリエイトとは?」みたいな。そのキーワードで検索する人は、アフィリエイトってどんな仕事なのかを知りたいので、アフィリエイトの仕組みやどうやって稼ぐことができるのかを解説してあげると良いですよね。
ランキング記事
ランキング記事はアフィリエイトでよく見る形式の記事ですよね。「オススメのウォーターサーバーランキング」みたいな感じで、それぞれの商品、またはサービスの特徴やベネフィット、ターゲットなどをランキング形式で記載していきます。
ということで、これらがピラーページです。1つのトピックをいろんな視点から網羅的に解説しているので、そのトピックについて知りたかった読者は、別のサイトで他の情報を取得する必要がなくなり、1ページだけで完結することができます。こういった記事は、やっぱりユーザーにとって質の高い記事なので、Googleからも評価されます。
アイデア#04. ツールの使い方
これは、シンプルにツールやサービスの使い方を説明した記事のことです。僕もよくツールの使い方をご紹介しているんですけど、例えば、「WordPressの使い方」とかですね。ただ、ツールの使い方に関する記事の場合は、文章だけ書いても読者に伝わりづらいので、画像やGif画像、動画などを交えながら説明しましょう。そうすると、より理解してもらいやすくなり、価値が高い記事が出来上がります。
アイデア#05. インタビュー
インタビューは、ちょっと敷居が高いかもしれませんが、そのジャンルの専門家やビジネスパートナーなどにインタビューして、それを記事にまとめていきます。
アイデア#06. 動画/音声の書き起こし
YouTubeとかに動画を公開していたり、セミナーの動画、Podcastの音声があるのであれば、それをブログ記事として文字起こして公開しましょう。これをすることによって、いろんな媒体で集客することができます。YouTubeでもPodcastでも、ブログでも。集客口が増えるのでオススメですね。
アイデア#07. 販売する商品
これは、これから販売する商品だったり、販売を開始した商品を説明した記事のことです。例えば、「〇〇の販売を開始しました!」みたいなタイトルで、内容は商品を作成することになった理由とかベネフィットなど書いていきます。ここで商品を販売するというよりかは、オプトインフォームを用意して、一旦リストを獲得してから、その人たちに対してウェビナーやステップメールで商品をセールスしていくのが一般的です。
アイデア#08. Q&A
これは、よくある質問をまとめた記事とか1つの質問に対して答えを出していく形式でもOKです。例えば、Yahoo知恵袋であなたのジャンルを検索します。そしたら、いろんな質問が見つかると思うので、1つをピックアップして記事を書いていきます。あとは、ブログで質問のコメントをもらったことがあるなら、その答えを記事にしても良いですね。
アイデア#09. リソースページ
僕もリソースページを作っているんですけど、これは使用しているツールやサービスを一覧にしたページのことです。基本的に、あなたが実際に使用しているツールやサービスを一覧にしていきます。
あとは、「【ブロガー&マーケター向け!】Chromeのおすすめ拡張機能を紹介!」という記事でChromeの拡張機能をまとめたんですけど、こっちは先ほどの記事と違って、機能の紹介や使い方も含んでいます。集客用として記事を書く場合は、こちらをオススメします。
アイデア#10. Aboutページ(プロフィールページ)
Aboutページというのは、サイト運営者の経歴や実績を記載した自己紹介のページのことです。通常は、1つのサイトで1つ(固定ページで)用意しておきます。
アイデア#11. レビュー記事
レビュー記事には、何か商品やサービスを利用した感想を書いていきます。アフィリエイトでは、王道な内容になりますが、
- 口コミ
- 評判
- レビュー
というキーワードを狙う時に書いていくと良いですね。
アイデア#12. 実験記事
実験記事も良いです。かなり、オリジナルな内容になるので、評価も高くなります。例えば、「アフィリエイトサイトを全部外注して作成した結果。」とか。自分で実際に実験して、その結果を画像やデータを提示しながら書いていきます。僕もたまに読むことがあるんですけど、こういった実験系の記事は本当にオリジナル性が高くて、どれも面白いです。
アイデア#13. よくある間違い(ミス)
よくある間違いというのは、あるトピックに関して、多くの人がやってしまう間違いとか、あなた自身がミスした経験を記事にしていきます。「アフィリエイトでよくやってしまいがちな間違いトップ3」みたいなタイトルで、事例のようにそのミスを書いていきます。このタイプの記事では、その間違いに対して、どうやったら防ぐことができるのかという対処方法も紹介しておくと良いですね。
アイデア#14. コツ・テクニック
コツとかテクニックは、大抵の人は好きですよね。ユーザーも特定の分野の専門家のコツやテクニックを知りたいでしょうし、記事を書く方も、言葉は魅力的なのでクリックされやすいというメリットがあるのでオススメです。例えば、「コンバージョン率を10倍にする5つのテクニック」とかですね。
アイデア#15. 一般論を覆す記事
ちょっと前に、糖質制限ダイエットが流行りましたよね。健康にも良いとしてよく取り上げられていました。でも、最近は糖質制限をすると寿命が縮まるなど、危険性が広まってきましたよね。このようなネタであれば、「実は逆効果!?糖質制限ダイエットの危険性」みたいなタイトルで記事を書いていくわけです。それまでは、糖質制限ダイエットは効果が良いという一般論があったけど、それを覆す記事を書いていくということですね。
アイデア#16. 理由
これは、「なぜオウンドメディアが良いのか?」とか「キーワード選定の重要性」、「〇〇を絶対にやってはいけない3つの理由」みたいな記事になります。
ネタ切れに困らないための対策
ここまでで、ブログ記事のネタをご紹介してきたんですけど、それでもネタに切れてしまうようであれば、次のことを試してみてください。多分、これでネタ切れになることはないと思います。
対策#01. サイトをベンチマークする
まず1つ目の対策は、競合サイトをベンチマークするということです。あなたが参入しているジャンルで成功している人もしくはサイトを見つけて、そのサイトをブックマークしておきましょう。成功している人はやっぱりネタ出しがうまいですし、キーワード選定もちゃんとやっています。なので、競合サイトでどんな記事が書書かれているのかをチェックしてみてください。
また、ベンチマークサイトの記事をチェックする際は、SEOquakeというChromeの拡張機能を使うと、簡単にページの情報をチェックすることができます。例えば、それぞれのHタグではどんなキーワードが使われているのかとか、タイトル名、タイトルの文字数、メタディスクリプションの文章、メタディスクリプションの文字数など、無料で使えるツールとしては結構いろんな情報を見ることができるので、オススメです。
対策#02. YouTubeチャンネルをベンチマークする
YouTubeチャンネルも良いです。サイトと同様にして、あなたのジャンルと同じジャンルで動画を投稿している人を見つけましょう。僕も実際にやっているんですけど、「この動画のトピックなら自分の経験や知識を記事にすることができるな。」と思ったら、そのテーマで記事を書いています。
サイトでもYouTubeでも、他の人のコンテンツを見てみると、自分の考えと異なる視点で作成されているのがたくさんあって非常に勉強になります。ぜひ、いろんなサイト・YouTubeチャンネルをベンチマークして、ネタを考えてみてください。
対策#03. キーワード選定する
あとは、キーワード選定です。キーワードをベースにして、ネタを見つけていきます。
キーワード選定のやり方には、いろいろありますが、僕は次のようなステップで見つけています。
- goodkeyword/グーグルサジェストキーワード一括ダウンロードツールでサジェストキーワードを検索する
- 検索意図のわかるキーワードをピックアップする
- Ubersuggestで検索をかける
- 月間検索ボリュームと競合性をチェックする
- Google検索して1ページ目に表示されている記事をチェックする
というような流れです。こうすることで、上位表示できそうなキーワードを見つけることができるので、あとはオリジナルの文章を書いていくだけです。
対策#04. 書店に立ち寄る
あとは、書店に行ってみるのも良いかもしれません。書店側からするとただの迷惑かもしれませんが、実際に本を手にとって、目次をチェックして、アイデアを見つけるのも面白いです。一般販売されている本であれば、その本の作成にたくさんの方が関わっていて、いろいろとチェックが入っているはずなので、いいネタ元になると思います。
対策#05. 既存記事を派生させる
5つ目の対策は、既存記事の内容を派生させるというものです。これは、縦展開と横展開の2種類があります。縦の場合は、既存記事が「WordPressの使い方」に関するものであれば、「WordPressのSEO対策」みたいな感じで、ちょっと深く入り込んだ内容を扱ったりするわけですね。先ほどご紹介した、ピラーページの概念と同じような感覚です。
横展開の場合は、「Amebaでブログを立ち上げる方法」と「WordPressでブログを立ち上げる方法」みたいな感じです。「ブログを立ち上げる」という内容的には同じだけど、プラットフォームを変更したり、ツールを変えたりして、横方向にどんどん話題を変えていくというのもありです。
まとめ
ということで、今回は、ブログ記事のネタについてご紹介してきました。おそらく、今回ご紹介したことを実践していただいたら、ネタは尽きないと思います。もし、これ以外にもネタをお持ちの方は、僕に教えてください。