WooCommerceにクレジットカード決済(Stripe決済)を導入する方法

WordPressでWooCommerceを使ってECサイトを作成する場合は、決済を導入する必要があります。クレジットカード決済を導入する場合は、大半、Stripeを導入するはずです。じゃあ、どうやってStripeで決済を受ければ良いのかというと、それが今回ご紹介していくWooCommerce Stripe Gatewayプラグインです。以下で、Stripeの契約からプラグインの設定まで、ステップバイステップでご紹介していきます。

Step1. Stripeでアカウントを取得する

WooCommerce Stripe Payment Gatewayプラグインを使うためには、まずStripeという決済サービスに登録する必要があります。無料で行えますが、実際には収益を受け取る際に3.6%の手数料がかかりますので、ご注意ください。

関連記事Stripeの登録・契約方法は、『Stripeの登録方法と初期設定について』をチェックしてみてください。

Step2. WooCommerce Stripe Payment Gatewayプラグインをインストールする

WooCommerce Stripe Payment Gatewayプラグインをインストールする

次に、WooCommerce Stripe Payment Gatewayプラグインをインストールしましょう。WooCommerceプラグインをインストールして、設定していく過程で導入することもできたと思いますが、まだの場合は、「プラグイン」の「新規追加」から「WooCommerce Stripe」と検索をかけてみてください。すると、左上に表示されますので、「今すぐインストール」して、「有効化」します。

Step3. WooCommerceでStripeの決済手段を有効にする

WooCommerceでStripeの決済を有効にする

では、次にWooCommerceでStripe決済の設定をしていきます。「WooCommerce」の「設定」に移動し、タブを「決済」に切り替えます。そのページには、「Stripe」という決済手段があるので、これを有効化します。紫になれば有効化された証です。

Step4. Stripeの決済手段にコードを入力する

Stripeの「管理」に移動

次に「管理」ボタンをクリックして、Stripeを使えるように、コードを入力していきます。

Stripeの決済手段にコードを入力する

  • ライブ公開可能な鍵
  • ライブ秘密鍵
  • Webhook Secret

すると、この画面が表示されます。このうち、上記の3つの項目を設定していきます。

「開発者」の「APIキー」に移動

では、Stripeのアカウントにログインして、キーをコピーしてきます。まずは、「ライブ公開可能な鍵」と「ライブ秘密鍵」の2つを取得してきます。まずは、「開発者」の「APIキー」に移動します。最初は「APIキー」などの下に付随している項目は非表示になっていると思いますが、「開発者」をクリックすれば表示されるようになります。そして、「標準キー」のセクションにある「公開可能キー」と「シークレットキー」をコピーして、先ほどの項目に入力します。「シークレットキー」に関しては、非表示になっているので、「本番環境のキーを表示」ボタンをクリックして、コピーしてきましょう。

エンドポイントを追加する

次に「Webhook」に移動し、「+ エンドポイントを追加」ボタンをクリックします。

エンドポイントURLを入力

すると、ポップアップが表示されます。ここの「エンドポイント URL」にWooCommerceの「Webhook エンドポイント」にあるURLをコピーしてきて、この項目に入力します。そして、「すべてのイベントを受信」をクリックし、「エンドポイントを追加」ボタンをクリックして完了です。

エンドポイントをクリック

そしたら、エンドポイントURLが追加されるので、クリックして開きます。

署名シークレット

「署名シークレット」にセクションにある「クリックして表示」というボタンをクリックし、コードをコピーしてきます。そして、WooCommerceの「Webhook Secret」の項目に入力しましょう。

まとめ

今回は、WooCommerce Stripe Payment Gatewayプラグインの使い方をご紹介してきました。これまでにお伝えしてきた手順を経れば、WooCommerceでStripeの決済を導入でき、クレジットカードでの決済を受けることができます。

5 Comments

  1. 根本様
    いつも大変お世話になっております。
    こちらのページや動画を拝見させていただきながら、WooCommerceでショップページを作り、カード決済部分はStripeで行えるようにできました。実際に自分で購入してStripeより1週間後に入金もありましたのでテストしては成功でした。ありがとうございました。

    上記はクライアントさんから依頼を受けていた内容を、まずは試しに自分の環境で作った訳なのですが、テストだったため、Stripeとの契約は個人的にわたしが行っています。自分の環境のWPサイトを「All-in-One WP Migration」でエクスポートし、まったく新たな環境にインポートするつもりです。

    この場合、もちろんあらたにクライアントさん名義でStripeと契約することになりますが、そのとき取得する「公開可能キー」と「シークレットキー」をWooCommerce側で再設定すればそのまま行けるでしょうか?

    いけそうか、いけなさそうかそんな感じの御返事でも結構ですので、コメントをいただければ幸いです。
    よろしくお願い申し上げます。

  2. 根本様

    うわぁー!速攻のご回答ありがとうございます!
    再設定で使えるとのこと、安心しました。
    ありがとうございます(*≧▽≦*)

  3. 初めまして
    お世話になります
    今まで作成してきたWEBサイトにgroupsを使ってコンテンツの一部を有料化しようとしています
    WooCommerceでStripe決済の設定までは出来ましたが、
    groupsへの設定表示がどうしていいのかわかりません。
    未熟なので難しく、躊躇しております。指導していただければ嬉しいです。

    1. コンテンツの一部を有料化というのは、具体的にどのような内容になりますでしょうか?オンラインコースのようにコンテンツを販売したいということでしょうか?

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